番外編としてアップします。
修理過程を写真にでも取っておくべきなんでしょうが、何しろ必死でしたから、そんな余裕もありませんでした。
もし同じような悩みを抱えている方がいらっしゃればと思い、最低限の情報をのせることにしました。
参考になるでしょうか。
=============================================
ストーリ1、故障の様子
1、初代のTechnics SL-J300Rはまず、1曲めあたりで針飛びが始まりました。長く使い続けていると治ってきます。
2、CD時代のこと、数ヶ月使わないこともありますが、その場合は最悪の状態となります。
3、次に選曲センサーが誤動作続きで、最終的には回転すらしないで、お陀仏となりました。
ストーリー2、2代めTechnics SL-J300R
4、どうしてもリニアトラッキングが忘れられず、中古のTechnics SL-J300Rを購入。
5、やはり1曲めで針とび。不良品をつかまされたなと思いましたが、電子回路は問題なさそう。
6、これは修理できそうだと、一念発起。
ストーリー3、情報集め
7、回転を伝えるゴムリングの劣化・変形が原因のようです。だから、しばらく使わないと誤動作がひどくなります。使い続けなければならないのです。(CDばかり聞かないで、ちゃんとLPも聞きましょうね。結局あまり聞かなくなったLPの呪いが原因か)
8、Technics SL-J300Rの開け方が分かりません。無理矢理やって壊してしまったら元も子もありません。そこで十分に壊れている(?) Technics SL-J300Rを購入。初代のTechnics SL-J300Rはもう捨ててしまっていますから。
ストーリー4、分解
9、壊れてもいいと思って分解すると簡単ですね。蓋の根元の部分を引き抜きます。もし困っている方がいらっしゃったらご一報ください。お教えします。
10、千石電商でゴムベルトを購入。念のため幾つかの種類を買っておいたのですが、いちばんよかったのは φ22x1.2 でした。
11、ついでに掃除をして、歯車部分にはグリスを塗って、蓋を閉めて完了。
12、見事、復活!
=============================================
参考にさせてもらったホームページやブログをここに書いておくべきなのでしょうが、記録も残していないし、その気力も残っていません。
感謝あるのみです。申し訳ございません。
はじめまして、義兄のSL-J300Rを何十年ぶりで使用しようとしましたが、一曲目の途中で止まってしまい、何度やっても同じ状態でした。ネットで調べ、貴兄のこのブログに出会い原因が解りました。自分も修理して直したいと思います。そこで質問なのですが、ターンテーブルの外し方などについて教えていただく事は可能でしょうか?
返信削除宜しくお願い致します。
コメント、ありがとうございます。
返信削除本文に書いているように、壊れても「ダメモト」のつもりでの修理が偶然成功したようなもので、ひとにお教えするほどの知識はありません。
電気系統の修理はほぼ無理じゃないかと思います。
ひっくり返して、裏から見える部分をさわる程度しかできないと思います。
ターンテーブルをはずすほどの大掛かりな分解は私はしていませんし、しないほうがいいと思います。
「もし困っている方がいらっしゃったらご一報ください」などと偉そうなことをいいながら、私自身ほとんど忘れてしまっています。気力も残っていませんし、視力の問題もあり、お役に立てないようです。
私が参考にしたホームページもほとんど閉鎖されています。
返信ありがとうございました。
返信削除すいません質問が間違っていました。
ターンテーブルではなく、アーム駆動部のカバーの外し方を教えていただけますか?
あなたの記事を参考に、グリスの硬化やベルトの劣化などを確認したいと思いまして。
宜しくお願い致します。
コメント、ありがとうございます。
返信削除アーム駆動部のカバーは外さなかったと思います。アームはリニアトラッキングの命ですからね、恐くてさわれませんでした。
あくまでも、ひっくり返して、裏からさわれる部分だけの修理だったと思います。
もう一度分解しようかとも思いましたが、せっかく正常に動いてる宝物ですから、できませんでした。
突き放すようで、申し訳ありませんが、私は電気製品のマニアでもありませんので、言えることはここまでです。
ギターアンプの修理もしたことがありますが、基本は「ダメモト」で「エイヤー」ですね。失敗したら、早く忘れることです。ご幸運をお祈りします。
どうもありがとうございました。
返信削除